無印良品

 一時遠のいていた「無印良品」のお店に、ちょくちょく行くようになった。以前は、化粧品や文房具を時々買ったが、最近は家の中の整理用品をよく探しにいくようになった。
 机の上の整理にファイルボックスが便利だし、写真の整理にはアクリルフレームが気に入っている。

無印良品との最初の出会いは、もう20年ほど前になる。次男が大学生になり、東京の自由が丘に下宿していたが、その近くにあった。大きな店で、中に入ると、細かい日用雑貨から寝具、衣料、家庭用品などを扱っており、そのどれもが商業的な装飾が無く合理的な美しさがある。
 それからしばらくして、家の近くのビオルネの5階にこの無印良品の店が入った。私は嬉しくて、ちょくちょく行っては買い求めた。今も使っているマットレスのほとんどが無印良品で買ったものだ。ベットもほしかったがなかなか買えなかった。
 今の家の近くの百貨店にも、3年ほど前に無印良品の店がオープンした。何かほしい時にはすぐ行けるので嬉しく思っている。

 この無印良品は1983年に堤清二氏が作ったということを私は知っている。父は西武グループの創業者堤康次郎氏でその次男だ。
 堤清二氏はまた、辻井喬というペンネームをもつ芸術家で、沢山の小説、詩集を手掛けています。室生犀星詩人賞、高見順賞、小説平林たい子賞など芸術家としての活躍も華々しいのです。
 そして今日、その母が大伴道子という歌人だったことを知りました。