映画「永遠の0」

 テイコさんに誘ってもらって、枚方市民会館で映画「永遠の0」を観た。
 岡田准一主演、三浦春馬井上真央など豪華な顔ぶれの出演者だ。
 司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は祖母松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。実は自分と祖父賢一郎に血のつながりが無く、血縁上の祖父が別にいるというのだ。本当の祖父の名は宮部久蔵。60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。
 宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を攻撃することよりも「生還」に執着し、乱戦になると真っ先に離脱した。「家族のもとへ必ず還ってくる」…それは宮部が妻松乃と娘清子に誓ったたったひとつの約束だった。
 そんな男がなぜ特攻を選んだのか……。
 息をのむ特攻出撃の場面、銃撃戦……息をのむような壮大なスケールの映画だった。
 もう一度観たいと思うような壮大で情にあふれた映画で、大変面白かった。