五木寛之著「生きるヒント」を読む

 文章仲間の伴さんの愛読書「生きるヒント」を図書館で見つけた。伴さんは若い男性だが、すばらしい文を書く人である。その理由が、この本を読んでよくわかった。
「生きるヒント」は12章の小文からなっている。
1章 歓ぶ 
 1日に1回よろこぼう、と考えたことがありました。……あらた    めて1日の中で心がキラッと光るような、喜びの瞬間を集めよう    と意識してみますと、これがなかなかむつかしいものなんですね…….

2章 惑う
3章 悲しむ
……
 読みやすいので、なるほどなるほどと納得しながら読んでいる。
 我が家の本箱にも置いておきたい本である。