明倫女子会


「明倫女子会」とは、若い女性たちの集まりのようなネーミングであるが、原さん、木下さん、吉田さん、岡田さん、私、およそ二十年前に机を並べて仕事をしていた五人を称して、木下さんが名づけた名前である。
 今日、この五人が集まって食事をした。木下さんの発案で、今までに四人で何度か食事をしたが、今日は岡田さんの退職祝いを兼ねている。これからは五人のメンバーになる。
 割烹料理「大屋(おおや)」は、素敵な日本料理のお店である。和室に椅子席と配慮され、凝った器に上品なお料理が盛り付けられて、目でも楽しめる。
 たっぷりと二時間ほどかけて味わいながらいただく。ワイワイゲラゲラ、女五人はかしましい。
 食事が済んで、食後のコーヒーは「英国屋」だ。
それでも別れづらく、続いて「サンマルク・カフェ」へ移動し「ブルーベリースムージー」を注文する。
 以上、三軒ハシゴして、次回の約束をし、やっと「お開き」となる。楽しかったぁ。
 写真のポーチは木下さんの手作りによるもの。それぞれ一つずつプレゼントしてもらった。かわいい柄の生地に、芯を入れ裏がついた円形の生地でできている。チャックもついてなかなか手が込んでいる。前回はブックカバーをもらった。手作り小物を人にプレゼントするなんて、手芸が苦手な私には驚きである。テレビを見ながらぼちぼち製作した代物だそうだ。見かけによらず(?)木下さんは、すごく女らしい人なのかもしれない。
 このポーチの中には、キャンデー、ゼリーなどかわいいお菓子が入っていた。心憎い演出である。ありがとうございました。