アルツハイマー治療に効果?

2月10日、朝日新聞朝刊に、抗がん剤アルツハイマー病の原因と考えられている異常なタンパク質を減らす効果があることが、米ケース・ウエスタン・リザーブ大によるマウスの実験でわかったと報じていた。
アルツハイマー病はベータアミロイドやタウと呼ばれるタンパク質の異常なものが、脳内の神経細胞に蓄積して起こると考えられている。
この病気を発病するマウスに抗がん剤のベキサロテンを投与したところ、脳内に蓄積したべータアミロイドが72時間で約半分に減少。14日間の投与で75パーセント減っていたと報じている。
研究チームは「人でも同じような効果が確認されれば、有効な治療法になる」としている。
ベキサロテンは皮膚ガンの一種の治療薬。
先日の「アサイチ」では、ワクチンで癌が消えるという例を報じていたが、こういう研究が早く進んで欲しい。