「ほしいものが、ほしいわ」

   今朝の朝日新聞の「折々のことば」に、
「ほしいものが、ほしいわ。」ということばをのせていた。糸井重里氏のことばである。
   ほしい物は何でもある。あとは選ぶだけ。でも、明日になればもうほしくなくなっている。そんな欲望の空洞を描いた、高度消費社会まっさかりの時代の西武百貨店の広告だそうだ。本当に欲しいのは物では無く、何が何でも欲しいという渇きだと‥‥。
   なんとなく私の心に響いた言葉だった。