相次ぐ防風雪の害

 北海道では発達した低気圧による暴風雪に見舞われ、中標津町で母子4人が一酸化炭素中毒、車で帰宅途中の男性が車から離れたところで、漁師の男性が長女をかばって凍死、勤務先から歩いて帰宅中の男性が道路脇で 富良野市でも男性が雪に埋もれた車の近くで倒れて亡くなった。
 被害を広げたのは強風が巻き起こした「暴風雪」だという。強風は積もっている雪を巻き上げて地吹雪を起こし、降雪量以上の吹き溜まりをつくった。夕方から風が吹き始め、道路も空も真っ白、どこが道路なのか全くわからない状態になったようだ。雪国の人たちでも初めてのことだったらしい。