クリーンシャワレ 復活

  トイレの修理に意欲を燃やしていた夫もいよいよ諦めたようで、業者に依頼する承諾が出た。
  松下電工リビングサポートシステム事業部に修理を申し込む。品番を聞かれたので保証書にのっている番号を告げると、それは蓋の部分の品番で、下の便器の部分の品番は?と言う。蓋と実は別の品番で、部も違うのだと言う。いくら探しても便器に品番は無い。では別に保証書があるのか? 調べるとあった。ナショナル水洗便器保証書。ちなみに蓋はナショナル温水洗浄便座保証書。なるほど、便器と便座は別の所に所属していたのだ。なるほど……。ちなみに便器は松下電工ドレッシング事業部。
 品番を言うとすぐに対応してもらえた。
 今日1時ジャストに、係りの人が来てくれた。
 クリーンシャワレはタンクレスで、タンク有りの物より水が3分の1で済むという。いわゆる省エネである。蛇腹の管の栓を開け閉めして汚物を流し出す。その蛇腹の栓を閉じる器具が折れていた。だから蛇腹の蓋が出来ず水は流れて行って
中に溜らない。なるほど、そういう仕組みだったんだ。
 係りの人は無料で器具を取り換え帰って行った。
 かくして、我が家のクリーンシャワレは復活した。

 二階にもトイレはあるので不自由はあまり感じなかったが、これで何となく一安心だ。