野元正著 「飴色の窓」

 野元正氏の「飴色の窓」を読む。この本は、第三回エルマール文学賞を受賞した小説です。全体が「国境の町」「飴色の窓」「光の向こうに」「ガレキに花を」の四編から成っている。
 また、野元氏は「氷の箱」で第一回神戸ナビール文学賞を、「幻の池」で第四回小谷剛文学賞を、「トライアングル」で第二六回ブルメール賞などを受賞されている作家で、神戸の私達の勉強の講師の先生でもある。