文楽

 原さんに招待してもらって、日本橋国立文楽劇場(錦秋公演)へ文楽を観に行った。午後4時開演。演目は、嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)花菱屋の段と日向嶋の段、近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)四条河原の段と堀川猿廻しの段。
 人形は井筒屋伝兵衛を桐竹勘十朗、娘おしゅんを吉田蓑助が演じていた。人形の動きが人の動きより細やかで美しく、まるで生きて動いているように美しい。そして、浄瑠璃の声の美しさに聞き惚れた。
 芸術の秋を満喫した半日だった。