あなたをもっと美しくするのは

 夕飯の支度が気になりながら、昨日図書館で借りてきた「暮しの手帳  8−9月号」を読んでいた。

 夏のしょうが料理、辰巳芳子さんの夏の飲みもの、お茶の味わい、すてきなあなたに、考えの整とん、私の読んだ本……読みたい記事がいっぱいだ。

[読者の手帳]のコーナーに次のような文章があった。
「あなたをもっと美しくするのは、決してお金ではありません。……あなたの美しいこころと、すこしの工夫と……」
古布のリメイクでバックやブラウスに作り変えるのを楽しんでいる筆者は、「暮しの手帳46号を読んで胸が震え、涙がこぼれそうになったという。私が言いたかったのはこれなのだと感動したのだという。

 私は手芸をする趣味はもっていないが古くなったものを捨ててしまわないで、再利用する、生かして使うことはすばらしいことだと思う。学びたい精神だと思う。

 また、自分の身の回りの物を整理したある人は、気分的にすがすがしく、「余分なものをもたないこと」ってこんなにすがすがしく気持ちの良いことなんだと実感したといっている。そして、「たたみ上手は収納上手」「美しくたたむ」ということを、暮らしの手帳の記事から学んだと言っている。かたづけが苦手な私には耳が痛い言葉である。
 
 いつも気になりながら後回しになっている片付けが我が家にも沢山ある。この本を読んで大いに刺激を受けて、片づけに勢を出さなければならない。